上海土産 その2
先日のお教室でデザートにお出ししたコンポート(→shool)の元がこの棗。
乾物やナッツを売っているところに並んでいて、見たことのないものなので、よくよくラベルを見れば「特級棗」の表記。確かに隣には普通の赤い棗が売っていましたが、あまりにも変(笑)なので、さっそくゲット。とりあえずたっぷりの水に浸して戻してみたら、意外に簡単に24時間ぐらいで戻ってくれました。で、気がついたのです。切込みを入れて乾燥させているんです。茶筅なすのような細かい切込みが入っていて、おかげで戻るのも早いし、食べても棗独特の皮の固さが気になりません。しかも戻し汁がほとんどシロップといっていいほどの甘み。戻し汁にレモン汁ちょっとと桂花陳酒だけでコンポートが作れました。
切り込みが入っているのは食べやすさいうよりは、干すのに実が大きすぎてなかなか乾かないから?かもしれませんが…。で、この棗はなんじゃ???と思って調べてみたのですが、植木としては日本にも入っている棗王(→e-フラワー)とか、スーパージャイアント(→e-フラワー)とかいうタイプの品種ではないか、と思われます。乾燥品で身の長径が4㎝以上あるし、ちょっとヘタ側がくぼんだ感じといい、よく似ているのです。中国には恐ろしくたくさんの品種があるようなので、ほかにもあるのかも知れませんが…。どなたか詳しい方がいらしたら、ぜひお教えください!!
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