黒大根
汚れているのではありません。真っ黒な皮の大根です。中は白いです!!
もともとヨーロッパでは、今みたいに"daikon"と堂々と日本の大根と同じものが売られるようになる前、大根のお仲間といえばラディッシュ以外はこの"radis noir"が主だったとか(あ、もちろん、白や赤い大根も作られてはいるのですが)。最近日本でもこの黒大根が作られているようですが、こんな丸型ははじめて見ました。たいていはにんじんくらいの太さの細長型が多いように思っていたのですが、ホント!!いろいろな大根があるものですね。
この黒大根は日本の白い大根に比べると、ずっとずっと身がしまっていて固く、火を通すと大根と芋の中間みたいな食感で、大根臭さが少なく、蓮根みたいな甘みがあります。生で食べると日本の大根のシャキシャキというよりはコリコリっとした生にんじんに近い感じ。生だと黒大根のほうが辛味が強い、といわれているのですが、この子はあんまり辛くなかったなぁ。日本の大根と同じような調理法で使えますが、出来上がりは全然違うもの。同じ煮るのでもやっぱりおでんよりはポトフのほうが似合います。白い大根だって地方色豊かないろいろな大根が目白押しなのに、最近は赤いのやら黒いのやら緑色のやら、どんどん増えてカラフル大根サラダだって作れそうな勢い。…そういえば、黄色い大根ってありませんね。あったら楽しそうなのに…。
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初めまして。
黒大根で検索したら、こちらにたどり着きました。味が濃い黒大根にとてもはまっています。
でも黒大根はおでんにはちょっと向かないような感じが・・・。
では、失礼いたします。
投稿: 温泉仙人 | 2009年12月 6日 (日) 09:47